YKKグループ(YKK・YKK AP)OB訪問会のご案内

現在,YKKグループで活躍している,本学出身の先輩社員がキャンパスを訪問します.
OBを囲み,会社のこと・仕事のこと・社会人生活について・・・など
ざっくばらんにお話ししましょう!!
お気軽にご参加ください.(事前に予約は不要です)
■訪問日:2012年12月21日(金)
■時間 :13:00~14:00
■会場 :後楽園キャンパス2号館 2735号室

就職を考えている方は,参加してみてください.


更新を始めました.(2012年12月20日)

今まで長い間更新を休んでしまい大変申し訳ありません.
これから,学生のみなさんにとって大事な情報を発信してきますので,訪問してください.


大隅研究室助教 田村雄介先生

精密機械工学科に2012年4月に赴任された,助教の田村雄介先生を紹介します.

【経歴】

千葉県船橋市出身

麻布高校 卒業(1999年03月)

東京大学工学部システム創成学科知能社会システムコース 卒業(2003年03月)

東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻 修士課程 修了(2005年03月)

日本学術振興会特別研究員 (DC2)(2006年04月〜2008年03月)

ドイツBielefeld大学 Visiting Student(2007年04月〜2007年09月)

東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻 博士課程 修了(2008年03)

東京大学人工物工学研究センター 特任研究員(2008年04月〜2009年11月)

東京大学大学院工学系研究科 特任研究員(2009年12月〜2012年03月)

中央大学理工学部精密機械工学科 助教(2012年04月〜)

【趣味】

自転車、サッカー、お酒

【研究】

学生の頃は、「作業者意図の推定に基づく卓上作業支援システム」に関する研究をしていました。これは、机の上で人間が行う様々な作業を、ロボティクスの技術を利用して支援してあげようというものです。 具体的には、作業に必要なものを持ってきてくれたり、不要なものを片付けたりしてくれる自走式トレイシステムを開発しました。人間の手や視線の動きを認識する画像処理技術、それらから人間の意図を推定する統計的なモデル化手法、人間の意図に従って適切なタイミングでトレイを移動させる手法などを統合することで、このシステムを実現しています。

東京大学での特任研究員時代には、縁あって以下に挙げるような様々な研究に携わりました。 – 人間・ロボット共存環境での移動ロボットの安全かつ効率的な動作設計 – 知能化環境における物体の位置管理 – 環境情報を利用した無線LAN端末の位置推定 – ふわふわディスプレイの開発 – ヒューマン・マシン・インタラクションにおける能動性と意志作用感が認知能力に与える影響の解析 – 歩行者の意図を考慮したモデル化 これらについて興味がある方は http://tamlab.jp/researches.html をご覧ください。

2012年の4月に中央大学に着任してからは、人間とロボットの円滑なインタラクションの実現を目指して研究を行っています。 我々人間は、他者とのインタラクションにおいて、相手の行動を観察し、それに基づいて相手の意図を推定したり、相手の次の行動を予測したりし、その上で自らの行動を決定するということを行っています。円滑なインタラクションのためには、このような意図推定や行動予測が非常に重要なのですが、一方で我々はこれだけではなく、自らが積極的に動くことによって、相手の行動を誘導するということを行っています。 このような他者行動の誘導をロボットに実現させることを目指して研究をしています。現在は、人間が行う非常に巧みな他者行動の誘導動作を解析することを目的とし、特に極端で巧みな例として手品に着目して研究を行っています。 手品の世界においては、他者の注意を誘導する技術をはじめとして、インタラクションにおける重要な知見が数多く積み上げられています。これらの知見を工学的に応用するべく、人間の動作・視線の解析を通じて、モデル化をしていこうと考えています。

 


材料強度学研究室(米津研)  研究室紹介

2012年度に着任された米津先生を紹介します.

【経歴】

青山学院大学理工学部機械 工学科卒業(1999年)

青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士前期課程修了(2001年)

キヤノン 株式会社勤務(2001~ 2003年)

青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士後期課程修了(2006年)

青山学院大学21 世紀COE プログラム研究支援者(PD)(2006年4 ~ 12 月)

大阪大学 大学院工学研究科機械工学専攻助教(2007 ~ 2012年)

中央大学理工学部准教授(2012年~)。

日本材料学会論文賞、日本非破壊検査協会論文賞、創立 60 周年記念優秀論文賞 他多数受賞経歴あり。

【研究分野】

未知の領域が広がるナノスケールの微細な 材料の世界で、変形し破壊される法則性を見出し 予測することで、安全・安心な社会に貢献していく

形あるものは全て壊れる。よく使われる言い回しですが、米津先生の専門分野は、正にこの言葉を前提としています。「材料強 度学」とは、どんな負荷条件で材料が変形し破壊に至るか、その限界を推定し、予測する研究領域です。その対象となるのは、 旅客機やエネルギープラントなどの大きなものから、携帯電話などに使われるナノスケールの材料まで多岐にわたります。しか し、「全て壊れる」といっても、私たちはその事実を忘れてしまいがちです。材料強度学は、だからこそ人間社会の安全を維持 するためになくてはならない存在なのです。米津先生の言葉からは、その目的を成し遂げるための強い意志が伝わってきます。

大型インフラの強度予測も 安全を目指す志は同じ

いまは寸法がマイクロメートルやナノメートルという微小材料の研究 がその中心になっている米津先生ですが、研究者としてのスタートライ ンは、石油や天然ガスなどを扱うパイプラインや貯蔵タンクなどの大 型インフラが対象でした。経年的な劣化や損傷が許されないこの種 の設備を、壊れる前に未然に察知するためにモニタリングするセンサー やシステムを研究していました。何百m という配管の要所、要所に 超音波センサーを付け、常時、損傷発生による微弱な超音波の信号 をチェックしながら状態を監視して危険を予測する「非破壊検査」と 呼ばれる手法です。現在のマイクロやナノレベルにおける材料強度学 とはもちろん手法は大きく違いますが、安全や信頼を目指すという目 標は共通しています。先生は、こう語ります。「特にこの分野だけに特化する、という思いはありません。材料 は世の中の実に多様な場面で使われていますし、どんな分野でも必 要とされる研究者でありたいと思っています」 ただし、この最初の研究によって材料の劣化や損傷の本質に興 味をもち、その防止策の一つである表面改質法に関する研究へ次第 にシフトしました。つまり、劣化してしまう材料でも頑丈な膜(薄膜や コーティング材料)を付与してあげれば、長持ちする場合があります。 しかしながら、このような薄膜材料の厚さはマイクロメートル以下であ り、髪の毛の太さよりとても小さくなるので、実験が格段に難しくなり ます。

髪の毛の100分の1以下の世界で 生まれる新たなる実験のテーマ

さて、マイクロやナノスケールの強度学では、これまで留意しなくて よかった様々な要素が加わります。 「対象が小さくなると、体積に対して表面の割合が格段に大きくな るので、従来は無視できていた表面の効果を考慮する必要が出てき ます。また、これまで単に均質な固体として扱ってきたものでも、原 子の集まりである結晶の個性が主張し始め均質体ではなくなる点、さ らには、わずかな原子層の乱れがその材料自身の致命傷になりうる、 という違いも生まれてきます。現在の材料強度学の世界は、髪の毛 の太さの100 分の1くらいの1μm(マイクロメートル)以下の水準にま で扱う対象が広がっています。しかし、こうした研究内容の変化も、 ここ20 年のナノテクノロジーの進歩による分析装置の開発など技術 革新から生まれたと言っていいかもしれません」 どんな力が加わっても、この材料はここまで変形や破壊に耐えられる。それを予測できる法則を、実験と計算の両方を組み合わせて 新規な理論を見出していく「材料強度学」。だからこそ、ナノスケール のような微小で新たな材料を対象にする場合には、その実験方法を 考えるのが一番のテーマになります。なぜなら、最も一般的な実験 方法である“材料を引っ張る”という方法が、サイズが小さくなると 不可能になるからです。そのため米津先生の研究室では、ときに実 験装置そのものを開発することもあるのです。

アイデアあふれるアプローチで 「変形」と破壊の予測に挑戦

それではいま、材料強度学の実験の世界はどのように展開してい るのでしょうか。研究室における事例を、米津先生に紹介いただきま しょう。 「下の左側の図の円錐形の部分は、ダイヤモンド製で『圧子』と 呼ばれます。その下の材料に押し付けて、そのときの押し付けた力と 変位の関係である接触の力学的応答から正確に強度を予測できま す。右側の図は、異方性といって左右と上下にそれぞれ引っ張った 場合に変形特性が違う、塑性加工された材料の実験事例です。こ のような変形異方性は、薄膜や複合材料でもよく見られますが、対 象寸法が微小になると引っ張ることができないので、中央部に圧子 を打ち込んだ際の応答により、計算上で変形特性を予測します。つ まり、これまで2 方向に引っ張っていた実験を1 回の『接触』で終 わらせるアイデアが生かされています」

ナノスケールから 壊れにくい材料開発にも挑戦

米津先生が取り組むもう一つのアプローチは、壊れにくい材料開 発の領域です。 「材料の寸法をナノスケールまで縮小すると、変形せずにすぐ壊 れてしまう性質を示し、これを『寸法効果』といっています。これ がマイクロマシンなどの微小機械の開発や製造を難しくさせていま す。そこで、1μ m 以下の薄い膜を波状にしてコーティングすること で、すぐに破断していた材料を、伸び縮みするしなやかな性質に変 化させるというアイデアを思いつき、開発に成功しました。この成功 は、これまで培ってきた材料強度学や材料科学の蓄積によるもので す。つまり、材料を創製する「材料科学」に、変形や破壊の法則を 議論する「材料強度学」をうまく組み込み、新たな機能を付与するナノ材料の開発を実現しました。また、最近では水処理膜というナノ サイズの孔が無数にあいている膜濾過材料の共同研究もスタートして います。持続可能な水資源を確保する濾過機能を発現するには、ナ ノ孔のサイズや配列が鍵となりますが、これらは材料全体の強度や 寿命に大きく影響を及ぼします。そのため、ナノ孔の最適化、つまり 濾過機能と強度のバランスの検討も我々のナノ材料強度学の使命で す。今後もこうしたナノスケールにおける材料の力学的な設計に挑戦し、 今までに実現されていない新たな機能創製を模索していく予定です」 米津先生が手がけるナノスケールの材料強度の分野はまだ普遍的 な法則性が確立されておらず、分子レベルの大きさのナノマシン開発 などの需要が見込まれるなかで、その研究成果に大きな期待が寄せ られています。 「材料や技術を開発されている方々とのコラボレーションは、もち ろん重要だと考えています。応力を低減させる力学設計や材料の組 成を変えることで壊れにくくする方法の提案など、研究を通して様々 な分野に貢献できることは数多くあります。」実際に電機、自動車、 材料関連のメーカーやエネルギープラントなど様々な企業との共同研 究プロジェクトにも参画しています。「ただ、その一方で、材料強度と いう純粋なサイエンスの面白さにもひかれています。ものが壊れたり、 何かが起こったときに、そのメカニズムを探究し解明する過程に醍醐 味があります。まさに、複雑で難解な現象の本質や真相を明らかに するような気分になります」 安心・安全な社会になくてはならない材料強度学の世界。そのな かで、発想力豊かな米津先生の研究との出合いが、サイエンスの真 のよろこびをもたらしてくれるはずです。

Message ~受験生に向けて~

よい成績をすぐに得られるような短期集中の勉強法 ではなく、高校では十分な時間を使って基礎をしっかり 学び、大学でも焦らずそれぞれの分野の基礎を学んで ください。技術革新が目覚ましい現在、社会に出ると 様々な分野を横断しなくてはいけないかもしれませんが、 基礎力がある人は、いかなる問題にぶつかっても必ず 解決できると思います。


平岡研究室助教 川原田寛先生

精密機械工学科に2011年4月に赴任された,助教の川原田寛先生を紹介します.

【経歴】

佐賀県立 致遠館高等学校卒業 (1998/03)

東京大学 理科一類修了    (2000/03)

東京大学 工学部計数工学科数理情報学専攻卒業  (2002/03)

東京大学大学院  情報理工学系研究科数理情報学専攻修士課程修了(2004/03)

東京大学大学院  情報理工学系研究科数理情報学専攻博士課程修了(2007/03)

理化学研究所 VCADシステム研究 研究員  (2007/04~2011/03)

現職  (2011/04~)

18歳で東京に来てから10年以上経ちました.はじめは電車に乗るのもオタオタし ていましたが,今は車がいらないので住み心地がよいです.学生のころから数学 が好きだったのですが,特に図形や幾何などが得意でした.大学で研究室を選ぶ ときも,それが大きく影響しました.好きなことしかやらないだけかもしれませ んが.

【研究】

修士や博士のころは,コンピュータグラフィクスや CAD(計算機支援設計)で使 われる細分割という手法について研究していました.図1のように粗いポリゴン から細かく滑らかなポリゴンを作る手法で,映画やゲームなどでキャラクターを 作るときに使われています.数学的に言えば補間法の一種で,CAD にも応用され ています.

博士終了後からボリュームメッシュ(四面体や六面体等で空間を区切っているメ ッシュ)の研究を始めました.ボリュームメッシュは物理シミュレーションで用 いられることが多く,シミュレーションとCADとの融合を目指す次世代CADの基本 モデルです.

図2,図3のように物体表面が与えられたときに,内側に四面体や六面体をうま く敷き詰めることを”自動で”行うことが目的です.簡単に思えるかもしれません が,シミュレーションに利用するためにはボリュームメッシュが幾つかの条件を 満たす必要があり,条件を満たしつつの自動化は20年以上研究されている難しい テーマです.シミュレーションを行うために人手を割いてボリュームメッシュを 作成している企業も沢山あります.

【学生へ一言】

“学校の勉強は社会に出てから役に立たない”,”勉強しても就職には関係ない”等 の意見は一部当たっていますが大抵間違いです.大学で教える学問の範囲は広く, 自分で勉強できるのはそのほんの一部です. それがピンポイントに会社に入った後に使える確率はそう高くありません. ですが,大学のカリキュラム(特に1,2年次)は社会のニーズを無視して作られ ているわけではなく,むしろ社会にでてから使う確率が高い順に採用されていま す.私も企業が,とある問題で困っているとの話を聞きますが,大学の勉強を網 羅していれば解決策や次善策を思いつけるケースだと思うことが多いです.

勉強しても報われる確率が低いからと言って,全く勉強しなければどんな問題も 解決できません.逆に勉強すればするほど,報われる確率は上昇するのです.


2011年度 精密工学専攻 入学式,懇談会

2011年4月4日(月)に専攻の入学式が行われましたので、ご紹介致します。なお震災の影響で残念ながら全体の入学式は開催されず、専攻のみでの開催となりました。

   

初めに、梅田教授からの祝辞を頂く大学院1年生。

ーーーーー初めに、専攻主任から以下の祝辞を頂きました。ーーーーー

2011年度 精密工学専攻 入学式 祝辞

2011年4月4日

精密工学専攻 主任 梅田

 精密工学専攻へ進学した皆さん,おめでとうございます.教職員を代表して皆さんに祝辞を述べます.

 まずは,震災で被災された方々に,お見舞い申し上げます.皆さん全員が多かれ少なかれ被害を受けている訳ですし,親戚の方やご友人が大きな被害を受けた方もいると思います.もしかしたら大切な人を亡くされた方もいるかもしれません.心から哀悼の意を表します.

 この震災で皆さんが痛感していることの一つは,当たり前のことの大切さではないでしょうか.大学院で当たり前に研究や勉強をできることの幸せを感じて欲しいと思います.そして,今この状況で,皆さんにはいつも以上に,研究や勉学に打ち込んで欲しいと思っています.皆さんご存知の通り,近年元々厳しい経済状況だった上に,今回の震災,そして原子力発電所の事故で,社会情勢の先行きが極めて不透明です.この状況で皆さんがやるべきことは,大学院生としての実力をつけることです!講義をしっかり受けて更なる知識や思考を身につけることは勿論大切ですし十分頑張って欲しいですが,それ以上に大切なのは,研究です.与えられたものをしっかり理解して身につければよい講義と違い,自分で問題を見つけ,そしてその問題を解決する方法を見いだしていく,研究ではそういう過程が不可欠です.社会が大学院生に求めるのは,そういう高いレベルでの問題解決能力です.君たちは,精密機械工学科から選ばれて精密工学専攻に進学したエリートです.是非,良い意味でのエリート意識を持ち,その立場にふさわしい能力を,最大限努力して身につけて欲しいと思います.

 大学院は,時間があっという間に過ぎます.講義がはじまって,それを頑張っていると(大学院の講義ですからレベルも高く理解するのも勿論大変です),はっと気がつくと就職活動がはじまってそちらに時間を取られ,やっと就職が決まるともうM2の半ば,などということになりかねません.きちんと自己管理をし,研究に十二分に時間を割いて下さい.

 また,理工系の大学院生として,是非正確な分析力,判断力を持って下さい.例えば沢山出てくる放射能に関する最近の報道に対しても,放射線とは何かを理解し,単位をきちんと理解し(シーベルトとシーベルト/hを間違えない,接頭語を間違えない),放射能の影響に関する定量的な判断を行うなど,皆さんは出来るはずです.

 最後になりますが,学科と違い,専攻では学生数もそれ程多くなく,一人一人の顔が見えます.また,TAなどで皆さんに学科の教育などにお手伝いをお願いすることもあります.学生の皆さん,教職員を含めた,いわば精密ファミリーの一員として,皆さんを歓迎し,活躍を心から期待しています.

ーーーーー以上ーーーーー

次に、学生代表の答辞です。

   

熱意のこもった答辞でした。(来年は答辞も掲載する予定です。)

さらに、教員紹介がありました。

   

精密工学専攻の頼れる教授陣と、各教授からのお言葉を頂く大学院1年生。

そして最後に、教員の方々と学生の懇談会が行われました。

   

   

先生方と夢を語り合う学生達!!

(右下は入学式運営のお手伝いをしてくれた大学院2年の方々)

後楽園キャンパス内の桜はまだ満開ではありませんでしたが、皆さんの研究と共に満開になる事を願っております。


2011年度 精密機械工学科 入学式

精密機械工学科 新1年生の皆さん!

ご入学おめでとうございます!

2011年4月4日(月)に学科ごとの入学式が行われましたので、ご紹介致します。なお震災の影響で残念ながら学部全体の入学式は開催されず、各学科のみでの開催となりました。

    

新入生のみなさん。今回は私服での参加。

   

精密機械工学科が誇る最強の教授陣!!

梅田教授から祝辞を頂きました。(心強いお言葉でした!)

ーーーーーーーーーー以下に内容を掲載致します。ーーーーーーーーーー

2011年度 精密機械工学科 入学式 祝辞

2011年4月4日

精密機械工学科 主任 梅田

 本年度学科主任の梅田です.精密機械工学科教職員を代表してご挨拶します.

 まずは新入生の皆さん,入学おめでとうございます.今年ほど,この「おめでとう」が身にしみる年はないのではと思います.

 震災で被災された方々に,お見舞い申し上げます.幸い,理工学部の在校生の安全確認はとれ,また新入生の皆さんも,渡航自粛要請により来日できない留学生の方を除いて,134名ほぼ全員が大丈夫であると伺っています.もっとも,皆さん全員が多かれ少なかれ被害を受けている訳ですし.親戚の方やご友人が大きな被害を受けた方もいると思います.もしかしたら大切な人を亡くされた方もいるかもしれません.心から哀悼の意を表します.

 この震災で皆さんが痛感していることの一つは,当たり前のことの大切さではないでしょうか.

 大学だと,入学式や授業があるのは当たり前ですね.入学式に関しては,式典は中止になりましたが,学科紹介は行うことが出来(例年のスーツ姿でご家族もご同席というのとは違う雰囲気でしたが),とても良かったと思います.また,授業に関しても,中央大学では,予定通り実施することを決めています.ご存知の様に,大学によっては1ヶ月程度講義を延期するところもあります.我々の判断が正しかったのかどうかはまだ分かりません.それでも,予定通り授業をできることは,我々にとっても,大変嬉しいことであると思っています.

 学生の皆さんも,普通に授業を受け,勉強できることを幸せに思って欲しいと思います.そして,是非しっかりと,勉強を,学問をして下さい.受験戦争を終えてやっと大学に入ったと思ったら途端にまた勉強しろか,とうんざりする方もいるかもしれませんが,大学とはそもそもそういう所です!

 昨今の厳しい経済状況で,最近では企業も大学の名前だけで学生を採用してくれることはなく,真に実力のある学生を求めています.しかも,今回の震災で,社会の先行きがますます不透明になってしまいました.これに対して皆さんが今できること,やるべきことは,しっかり勉強して,実力をつけることしかありません!精密機械工学科は,そのためのカリキュラムを提供しています.本学科でしっかり勉強して卒業していったOB/OGの方々は,社会で活躍しています.

 なお,勉強を進めていくにあたって,被災された方々に対する措置は大学として勿論行いますので,ご安心下さい.何かあれば遠慮なく相談して下さい.

 さて,大学生の時期は,皆さんの人生にとって,もっとも輝ける時です.皆さんはエネルギーに満ちています.あくまで勉強をしっかりやった上でですが(!),是非学生生活を楽しみ,人との交流も持ち,人間的にも成長して欲しいと思います.理工系の学生として,論理的な思考を行う力,正確な判断力を身につけて欲しいのですが,それと同時に,専門馬鹿にならず,グローバルな視野を,そして想像力を持つ人間になって欲しいと願っています.震災の影響などで何かと不安はあると思いますが,浮つかず,地に足をつけて,そしてあまり縮こまらないで欲しいと思います.

 一言で言えば,「やるべき時に,やるべきことを精一杯やる」ことが重要だと思います.大学生としてやるべきことをしっかりやって下さい.

 最後に皆さんにお願いです.この機会に,是非ご家族に感謝して下さい.想像力を持つ人間になって欲しいと言いましたが,ご両親はじめ家族の方々が,皆さんをここまで育てるのがどれだけのことであるか,想像してみて下さい.

 皆さんとこれから過ごす4年間,あるいは大学院含めた6ないし9年間(精密機械工学科では1/3以上の学生が大学院に進学します)を我々も楽しみにしています.

 ーーーーーーーーーー以上ーーーーーーーーーー

後楽園キャンパス内の桜はまだ満開ではありませんでしたが、皆さんの華やかな学園生活と共に満開になる事を願っております。


卒業、修了する諸君へ

 

 

  精密機械工学科を卒業する諸君,精密工学専攻を修了する諸君へ

 

2011年3月24日 

精密機械工学科/精密工学専攻

主任 平岡弘之

 

 2010年度精密機械工学科の卒業生,精密工学専攻の修了生の諸君,卒業,修了おめでとう.2010年度は精密機械工学科136名,精密工学専攻博士前期課程48名,後期課程1名の諸君を送り出すことになります.

 すでに大学のホームページやCplus等で周知されているとおり,中央大学では今年度の卒業式,修了式を中止することとなりました.東北関東震災で被災したり,計画停電や交通上の障害で大学へ出てくるのが困難な諸君への配慮と不測の事態に対する対応のためです.今回の震災で被害にあわれた諸君や諸君のまわりの皆さんには心よりお見舞い申し上げます.心待ちにしていた卒業式,修了式を行えないことはたいへん残念ですが,理解していただきたいと思います.式典は行えませんが,卒業,修了する諸君へ教職員を代表してひとことお祝いの言葉を送りたいと思います.

 地震があった日は,私も含め学科の半数ぐらいの先生方が帰宅できず,同じような状況の学生たちと大学に泊まりました.もちろん,震源に近い東北,関東の太平洋側の人々の様子は,テレビや新聞での報道でわかるとおり,はるかにたいへんな状況にあります.人,家,食料,財産などが地震と津波で一瞬で失われてしまいました.水,電気,ガスなどのライフラインは壊滅状態になりました.

 このようなことが起こると,人間がいかに弱いものかがわかります.直接的被害のほとんどなかった東京にあってさえ,私たちが,スイッチを入れれば必ず点灯する灯り,きちんと運行される電車,スタンドに行けば車に給油されるガソリン,スーパーの棚に欠かさずある牛乳などを,当然のこととして享受していることに気づかされます.例えば,牛乳であれば,牧場で育てられた牛から搾られ,集められて工場で殺菌され,パック詰めされ,トラックで搬送され,スーパーの店頭に並べられる.そのプロセスは,それに携わる多くの人々のたゆまぬ努力と責任感によって成立しています.私たちの衣,食,住すべてが,些細なものでさえ,さまざまな人の手で支えられています.しかもそれらのプロセスの多くで,その中心部に精密機械があることに気づきます.

 この震災は,少なくとも数年間,日本に苦しい時期をもたらすことになりそうです.そのような時に,諸君は社会人として旅立つことになります.震災によってダメージを受けた日本のさまざまなプロセスを復旧し,あるいは新たに立ち上げることが,精密機械を学んだ諸君の双肩にかかっています.どのような分野にあってどのような業務に携わろうとも,逃げることなく責任感をもって課題に取り組んでほしいと思います.

 福島の原子力発電所の事故は余談を許さない状況ですが,東京電力や消防庁などの技術者が放射能の危険も顧みず,必死の作業を行っていることは胸をうつものがあります.地震に対しては十分な備えがあったはずの原発ですが,今回の地震と津波はその想定をはるかに超える規模であったことが事故の原因と伝えられています.特に大学院を修了した諸君は,あの奮闘する技術者の姿こそ,明日の諸君の姿と思って下さい.「想定外」への対応こそ技術者に求められる能力であると自覚して下さい.原発のような大規模で深刻な事態でないにしても,常に大きく変化する状況に的確に対応することが期待されているのです.本学の精密工学専攻を修了した諸君なら,その資質は十分にあるはずです.「想定外」を言い訳にすることなく全力を注いで問題解決に至ることを信じています.

 以上,簡単ですが,精密機械工学科を卒業する諸君,精密工学専攻を修了する諸君へのはなむけの言葉としたいと思います.

   

■表彰者 

渋谷健一賞  福野 良(松本研)

畠山賞    加茂 大地(中村研)   飯井 優太(大久保研)

三浦賞    樋高 裕也(中村研)

自動車技術会 大学院研究奨励賞    里見 雅行(戸井研)

ベストプレゼン賞   樋高 裕也(中村研)  山本 雅之(中村研)

           鈴木 一将(辻研)   天内 勇樹(平岡研)

同窓会表彰      星川 佑磨(梅田研)  歌門 春彦(金澤研)

           市塚 遊(学部3年)  塩谷 潤一(学部2年)

  

 

■各研究室での卒業証書授与の様子

今年度の卒業式は震災の影響を考慮し、参加可能な学生に対して各研究室で卒業証書を渡しています。参加が困難な学生に対しては証書を郵送しています。

精密機械工学科 代表への証書授与

 

梅田 研究室

 

平岡 研究室

井上 研究室

  

井原 研究室

  

大久保 研究室

 

大隅 研究室

  

辻 研究室

  

戸井 研究室

  

中村 研究室

  

中山 研究室

  

新妻 研究室

  

松本 研究室

 

土肥 研究室

   

金澤 研究室


大学院学内推薦ガイダンス

 

精密機械工学科3年生諸君へ

 

2011年度大学院前期課程の学内推薦入試のガイダンスを開催します。

推薦入試による大学院精密工学専攻への進学を考える諸君は必ず出席して下さい。

*推薦候補者リストはすでに3階の掲示板に掲示してあります。

 

日 時:3月10日(木)13:00~(30分程度)

場 所:3300号室

詳細は 2011推薦入試ガイダンス

  

 


2010年度卒業論文発表会

2010年度の卒業論文発表会が,

2011年2月23日(水) 10:00~16:50

4室(5333,5334,5335,5336)にて行われました.

皆さん,4年間の集大成とも言える卒論を堂々と発表していました.


文字の大きさ

訪問者数

Counter since 29 May 2009

  • Total Hits : 66157

Unique Visitors

  • Today : 3
  • Yesterday : 15737
  • Weekly : 4
  • Total : 15739
  • Online : 0