梅田研究室助教 増山先生

精密機械工学科に2013年4月に赴任された,助教の増山岳斗先生を紹介します.

【経歴】

長野県立諏訪清陵高等学校 卒業(2001年3月)

名古屋大学工学部機械・航空工学科 卒業(2005年3月)

東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻 修士課程 修了(2007年3月)

住友商事株式会社(2007年4月~2008年6月)

東京大学大学院工学系研究科 特任研究員(2008年7月~2008年9月)

東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻 博士課程 修了(2013年3月)

中央大学理工学部精密機械工学科 助教(2013年4月~)

【研究】

自律性・適応性を論考の中心として,ロボットの制御に関する研究をしてきました.
卒業論文では反復学習制御という,マニピュレータや移動ロボット等のメカニカ ルシステム特有の性質を利用することで,制御対象となるロボットの詳細な情報 を用いることなく目標軌道の追従を行うことができる手法について研究しました.
修士課程及び東京大学特任研究員としての研究では,制御対象のモデルは既知だ が,環境に関する情報は与えられていないという問題を扱いました.具体的には ビル内での道案内や空港での荷物持ちを想定した,未知の動的環境における移動 ロボットの制御システムの開発を行いました.また,人の活動する空間において は,素早く目的地へ移動する効率性だけでなく,人との衝突といった潜在的なリ スクを定量化し,ロボットの制御システムに組み込む必要があります.しかし, 効率性と安全性は時に競合する要求なため,これらを柔軟に調停するための制御 器を提案しました.
博士課程では,制御対象・環境の情報がともに未知の場合にも適切な動作を獲得 することのできる,自律適応的なロボットシステムの構築を目指し,試行錯誤的 な経験からの学習を行う,強化学習という手法を基盤とした研究を行いました. 特に,人間の情報処理過程における,知識に基づいたトップダウン処理とのアナ ロジーに立脚した学習手法を提案しました.トップダウン処理とは,簡単に言え ば,感覚器から入力される情報に対して,それを自分のもっている知識の指し示 す事象と同一であるとみなしてしまう処理です.強化学習は試行錯誤的に経験を 蓄積することで正しい動作を学習する手法なため,一般的に長い学習時間を必要 とする傾向があります.そこで,過去の経験を利用することで能動的に学習を行 う領域を狭めるトップダウン処理を強化学習に実装し,高速な学習を実現しました.
中央大学に着任してからは,博士課程での成果を発展させる研究を行っていま す.トップダウン処理を施すためには,知識と事象の同一性をいかに計るのかと いう点が重要な論点となります.これはロボットに外界をどのようなものとして 意味づけさせるかというトピックとも言えます.また,ロボットにとっての意味 づけが実現できたならば,次はロボットにとっての意味と人にとっての意味を接 続するための研究をしたいと考えています.


ナノバイオモデリング研究室(鈴木研) 研究室紹介

2013年度に着任された鈴木先生を紹介します.

■略歴

生まれは愛知県です.高校は地元の進学校に通いました.高校の3年間は,部活動のラグビーに明け暮れました.教わった物理の先生が非常に楽しそうに授業をしてくれたので,それで物理の興味が強まった記憶があります.図書館のブルーバックスをよく読んでいました.

東京大学理科一類に入れたのはよかったのですが,ここでも血迷って?アメリカンフットボール部に入りました.それで大学4年間も部活に明け暮れました.この頃は大学院のことも殆ど知らなかったのですが,研究開発に携わるなら院に行った方がよいというアドバイスを受け,機械系の院に進学しました.院では,研究活動に没頭しただけではなく,論文や学会発表を通じて世界とつながっていることが嬉しくて,博士まで進んでしまいました.当時は今ほど情報が氾濫してなかったので,損得ではなく,ちょっとしたきっかけで比較的安易に進路を決めていた気がします(私だけかもしれませんが…).博士課程では,教授に無理を聞いていただき,UCLAに2年ほど留学し,いわゆるMEMS(微細加工,マイクロマシン)を学びました.

学位取得後は,駒場にある生産技術研究所で約5年間助教を務め,その後大阪大学で約5年間准教授を務め,現在に至ります.

■研究室の名称

研究室名を,「ナノバイオモデリング研究室」としました.ナノ~マイクロスケールの部品を使って,バイオ(生物)のモデルをつくっていく中で,それを支配する現象や法則を考え,新しい技術に発展させるという意味が込められています.コンセプトとしては,従来からあるバイオミメティクス(生物模倣)という言葉とオーバーラップしますが,「モデリング」という機械工学を連想させる言葉を選びました.「ナノバイオ」はいわゆるbuzzwordを拝借していますけれども.

■研究の興味と方向性

この100年程で,人類は科学と工学技術を飛躍的に発展させました.それでも,何十億年という進化の結果としてできた生命のシステムは,まだ完全に理解されていません.生命は,外部から物質を取り入れて自分自身を複製し,タンパク質や細胞を組織化して複雑な構造や機能を生み出します.材料(原子)やそれを司る物理・化学の法則は同じですが,生命のシステムでは,これらの「組み合わせ方」や「使い方」に特徴があるのです.

当研究室では,生命のシステムが採用している法則を学び,その特徴を抽出した「モデル」をつくることで,新しい工学技術の創成を目指します.特に,ナノメートル,マイクロメートルの小さな部品から,より大きなスケールの構造やシステムができる原理を探求し,新しい技術開発を行います.

■研究事例1:細胞を模擬した反応容器

生命科学や化学では,大きな試験管で溶液を混ぜて,様々な検査や分析を行います.一方,細胞に目を向けてみると,ピコリットル(10-12 L)からフェムトリットル(10-15 L)という微細な空間の中で様々な反応が起こっており,小さな反応容器(マイクロリアクター)と見なすことができます.微細加工技術や流体工学を使って,細胞を模したマイクロリアクターの作製,およびその中での生化学反応などの評価を行います.簡便で使いやすく,かつ再現性のよいマイクロリアクターが開発されれば,近い将来に病院の検査や環境測定でこういったデバイスが使われるのをみることになるでしょう.

細胞の環境を模擬したマイクロリアクター(左)とマイクロ流路チップ(右)

■研究事例2:人工細胞膜

細胞の境界は,「リン脂質」という石けんのような両親媒分子の膜でできています.この膜は非常に柔らかいので,細胞は自在にその形を変えることができます.また,細胞膜には「膜タンパク質」という特別なタンパク質があり,環境変化やシグナル分子に応答したり,物質を取り込んだり排出したりしています.この細胞膜を人工的につくりだすことで,細胞の環境を模擬したマイクロリアクターや,膜タンパク質を保持したバイオ・環境センサーを開発します.

細胞膜の構造(左)とそれを人工的に再現した細胞膜チップ(右)

■学生のみなさんへ

当研究室では,企業などに就職した後の研究開発とは違って,すぐには社会で使われないかもしれないけれどもいつか役に立つかもしれない,面白いと思える研究を自由な発想で行うことを重視します.一見難しそう,できなさそうと思えることにチャレンジして解決の糸口を見つけていく過程は,例えられないほど楽しいものです.基礎に十分とりくむこと,

当研究室はバイオに学ぶ技術を扱いますが,必要な生物学の経験や知識は研究の中で学ぶため,あらかじめ必要ありません.バイオを模して(モデルして)組み立てるというアプローチをとるため,工学や物理の考え方を重視します.研究の中で,マイクロ・ナノスケールのものづくりを学ぶことができます.

私自身,大学生のときに小さな構造物や細胞を顕微鏡でのぞいて,小さな世界に魅せられたことがいまの研究のモチベーションになっています.小さな世界を研究して,大きな夢を追いましょう!


 

 


精密掲示板(2号館6階)への就職案内の掲示

以下は,就職担当の先生からのコメントです.

大事なことですので,就職活動をしている学生さんは,心にとどめておきましょう.

精密の就職担当のところに直接来て下さった企業の案内を学科の掲示板(2号館6 階)に出しています. 定期的にチェックしてみるようにしてください.わざわざ精密の就職担当まで来て下さる会社は,精密の学生を是非取りたいと思っている会社ですので,内定が出る率も高いと予想されます.

追記:

就職担当の先生は,皆さんが把握していると思っていたようですが,就職担当の先生の研究室のの4年が知らなかったそうです....

必要な情報は,この公式プログにも載せるように心がけますので,こちらのほうも毎日訪問してください.


学校推薦のすすめ

以下は,就職活動中の皆さんへの就職担当の先生からのアドバイスです.

 

就職活動中の皆さん 精密就職担当です.皆さん,就職活動も本格化し,大変な毎日を送ってい ることと思います.

さて,ご存知かとは思いますが,まだ学校推薦が,数多く余っています. 学校推薦だからと言えども結構落とされることもありますが,自由よりはずっと 受かりやすいのも確かです. 名前は言えませんが,先日,精密にも大変ゆかりの深い某超一流企業で人事をな さっている方から伺いましたが,「自由で10数社受けるより学校推薦で1社受け る方がずっと効率が良い」とのことでした! (勿論企業によって温度差はあると思いますが)
是非積極的に学校推薦を活用して下さい.
ただし,例え選考前であっても,受付をした後では,学校推薦は*絶対に*辞退 出来ないことだけは,くれぐれも留意して下さい.
皆さんの就職活動が順調に進み,早期に終了することを願っています.


精密機械工学科3年生へ

精密機械工学科の3年生へ連絡します。

精密機械工学実験Bのガイダンス後、学習ガイダンス(全体説明)を行います。

日時:4月9日(火)実験Bガイダンス終了後

場所:実験Bガイダンスと同じ教室

対象:精密機械工学科3年生全員

持ち物:成績表、履修要綱を持参すること


平成24年度中央大学学術研究奨励賞を受賞しました

本学科選任教員であります以下の先生方が,『平成24年度中央大学学術研究奨励賞』を受賞しましたので紹介します.

梅田教授

研究業績等の内容(要旨)

ネットワークセンシングに関する国際会議INSS2012における発表論文のBest Paper Award受賞

奨励賞推薦理由(要旨)

候補者らがネットワークセンシングに関する国際会議 INSS2012 で発表した論文『Real-Time Background Modeling Base on Classified Dynamic Objects for Human Robot Application』が Best Paper Award を受賞し,本学の名誉を高めた.本国際会議は,ネットワークセンシングに関する著名な国際会議であり,受賞の価値は高い.なお,筆頭著者の Moro 氏は昨年度まで理工学研究所の嘱託職員であった.

中村准教授

研究業績等の内容(要旨)

生物規範型ロボットに関する研究とそれを紹介した解説論文が評価された.

奨励賞推薦理由(要旨)

被推薦者は,生物を規範としたロボットやメカトロニクスの研究を遂行しており,これらは基礎的研究にとどまらず,企業等との共同研究を介して各フィールドへの応用も期待されている.これらの成果を日本設計工学会学会誌46巻6号に解説論文で発表し,当該学会よりその優秀さが認められ『The Most Interesting Readings 賞(MIR賞)を受賞した.本賞は,設計工学の学会誌の解説論文等の記事のうち,読者に多大な感銘を与えたものの著者を表彰し,毎年60篇以上の記事のうち1篇(同等レベルの場合は3篇まで)が受賞する.

 

本学では,優れた学術研究をあげ,学会などから表彰を受けた専任教員を対象に,学術研究奨励賞を授与しています.今年度の受賞者はいずれも理工学部で7人でした.


2013年度精密機械工学科2年生

精密機械工学科2年生を対象に「学習ガイダンス」を下記要領にて実施します.必ず出席してください.

欠席する場合には,配布資料を後日取りに来るようにしてください.

詳細は,精密機械工学科掲示板に掲示されています.

日時:4月10日(水)3限の「精密機械製図」終了後

場所:5335号室(「精密機械製図」と同じ部屋)

対象:精密機械工学科2年生全員

持ち物:成績表,および履修要項を持参すること


修了する諸君へ

2012年度専攻修了式式辞

本日,精密工学専攻前期課程を修了された54名の学生諸君に専攻教職員一同より心からのお祝いを申し上げます.皆さんおめでとうございます.
本日ご出席のご父母の皆様にも,ご子様が中央大学大学院精密工学専攻を修了され,希望に燃えて新たな門出の時を迎えられましたことに心からお祝い申し上げます.また,ご子様が本学に入学以来,学部・大学院を通した6年間に中央大学精密機械工学科並びに精密工学専攻に寄せられました皆様のご厚情,ご支援に対しても,教職員を代表してここに深く御礼申し上げます.

さて,ここにいる大部分の皆さんが入学された2011年は,2008.9に起きたリーマンショックによる世界的不況と長年続くデフレスパイラル,入学直前には,追い打ちをかけるように2011.3.11東日本大震災とレベル7となってしまった福島の原発事故という日本人にとっての価値観が大きく変わるような出来事を経験しました.その後も,ギリシャに端を発した欧州危機による中国を含む世界的な経済の減速と先の見えない不確実な時代が続いています.そんな中で,皆さんの多くは技術者として世の中に巣立っていくわけです.しかし,その不確実な時代を切り開いていくのが皆さんの使命です.ですから皆さん,何事にも勇気をもって果敢に挑戦し前進してください.そのために,皆さんは4年間の学部を終えた後,この2年間において、それぞれの分野で研鑽してきたはずです.この研鑽こそが,企業での2年間では得がたい貴重な経験であり,その経験を通して,皆さんは多様な問題に対する解決能力を身に付けてきたはずです.今後は,皆さんがこれまで築いてきた基礎の上に皆さん独自のものを一つでも多く築き上げ,何事にも対応できる本物の技術者となってください.もちろん,技術者以外になる人も,学部・大学院での勉学・研究を通して研鑽してきた問題解決能力は,いかなる職業に就こうとも,必ず必要になると思います.

中央大学精密工学専攻には社会人を対象とした博士後期課程があります.もし,将来自分の仕事などで更なる深い知見が必要となったら,会社に行きながら大学で研究を進め,博士(工学)の学位を取得することも出来ます.少しでもこの制度に興味を持ったら,躊躇せずに,指導教員だった先生に相談してみて下さい.もちろん,修了した研究室以外の研究室で研究したい場合も同様です.

本日皆さんは中央大学大学院精密工学専攻を巣立っていくわけですが,今後皆さんがどのような状況下にあっても,今,皆さんの周りにいる人達は大学院での研究生活を通して共に研鑽してきたかけがいのない友であり仲間です.是非とも中央大学大学院精密工学専攻の同窓であることを誇りに思い,末永い友情を育んでください.また,これまで皆さんを支えて下さった御父母・ご家族に対する感謝の気持ちを忘れないで下さい.

 

私達教職員は、今日の別れの寂しさよりも、立派な社会人となった皆さんとの再会のほうがはるかに勝るのです.ですから,皆さんには修了後も,是非とも大学・研究室へ顔を出してください.そして,皆さんが人間としてさらに大きく成長している姿をわれわれ教職員に見せてください.そのことが、全ての教職員にとって何事にも変えがたい喜びなのです.またその際には,皆さんの後輩にも社会人としての経験を色々話してください.そのことが,皆さんの後輩の今後人生に大いに役立つと思います.
最後になりますが,中央大学大学院の精密工学専攻で学んだことに自信と誇りを持って大きく羽ばたいてください.皆さんの健康と今後の益々のご活躍を心からお祈り申し上げます.そして,もう一度本日はおめでとうございます.

以上はなはだ簡単ですが,専攻主任として皆さんへの祝辞とさせていただきます.


卒業する諸君へ

2012年度学部卒業式式辞

本日,精密機械工学科を卒業された134名の学生諸君に学科教職員一同より心からのお祝いを申し上げます.皆さんおめでとうございます.

本日ご出席のご父母の皆様にも,ご子様が中央大学理工学部精密機械工学科を卒業され,新たな門出の時を迎えられましたことに心からお祝い申し上げます.

さて,ここにいる大部分の皆さんが入学された2009年は,前年の2008.9にリーマンショックによる突然の世界的不況,その様な状況下で日本は長期のデフレスパイラル,非正規労働者の増加など暗い話題が世間を賑わしていました.そして,2011.3.11東日本を襲った未曽有の大震災とレベル7となってしまった福島原発の事故が起こり,日本人の価値観が大きく変わることになりました.追い打ちをかけるように,ギリシャに端を発した欧州危機による中国を含む世界的な経済の減速と、日本にとっても明るい兆しを見いだせずにきました.最近はいわゆるアベノミクスで大企業を中心に業績回復とそれに伴う賞与のUp等の報道もなされますが,まだまだ完全な景気回復とまでは言えないのが現状です.そんな中で,皆さんの大部分は社会人・とりわけ技術者として世の中に巣立っていくわけです.こういう厳しい時代ゆえに,企業は皆さんにはより多くのことを求めるでしょう.そして,皆さんの技術者としての人生も決して平坦とは言えないでしょう.だが皆さん,そんな状況でも自分の力を信じて挑戦し前進してください.皆さんは,現時点では技術者の卵にすぎません.しかし,皆さんは中央大精密機械工学科での講義・卒業研究を通して,技術者としての必要な基礎的知識を習得し,その知識を基に問題解決能力の訓練をしながら技術者になるための基礎を築いてきたのです.どうか,社会人になった後は,この基礎の上に皆さんの努力でより多くのものを築き上げ、立派な技術者になってください.もちろん,技術者以外になる人も,学部で訓練してきた問題解決能力は今後,いかなる職業に就こうとも,必ず必要になると思います.また,進学する皆さんは,企業ではできないこと,身につかないことを大学院での最先端の研究を通して是非とも自分の物にしてください.そのためにも,是非とも大学院では,学部時代の何倍も研究に研鑽してください.そのことこそが皆さんが進学する意義なのです.

本日皆さんは中央大学精密機械工学科を巣立っていきますが,これから皆さんが幾つになっても,どんな地位に就いたとしても,今ここにいる人達はかけがいのない友達,仲間なのです.是非とも中央大精密機械工学科の同窓であることを誇りに思い,末永い友情を育んでください.また,これまで皆さんを支えてくださった御父母・ご家族に対する感謝の気持ちを忘れないで下さい.

 

私達教職員も,本日で皆さんとお別れとなりますが,別れの寂しさよりも皆さんが中央大学精密機械工学科の卒業生として,社会の多方面で活躍してくれることへの期待の方がはるかに大きいのです.ですから,皆さんには卒業後も,是非とも大学・研究室へ顔を出してください.そして,皆さんが立派に成長している姿をわれわれ教職員に見せてください.そのことが,ここにいる全ての教職員にとって何事にも変えがたい喜びなのです.また,大学・研究室を訪問した際は,皆さんの後輩に社会人としての経験を色々話してください.きっと,皆さんの後輩の今後に大いに役立つことだと思います.
最後になりますが,皆さんの健康と今後の益々のご活躍を心からお祈り申し上げます.そして,もう一度本日はおめでとうございます.また、ご子様が本学に入学以来,精密機械工学科への皆様からのご厚情,ご支援に対しても,教職員を代表してここに深く御礼申し上げます.

 

以上はなはだ簡単ですが,学科主任として皆さんへの祝辞とさせていただきます.


吉田育英会奨学生<マスター21>大学院生給付奨学生(予約採用)の募集について

この度,財団法人吉田育英会より,2014年度に本学理工学研究科博士前期課程に進学する予定の方(学部新4年次生)を対象とした「給付奨学生(予約採用)」の推薦依頼が来ました.

つきましては,詳細を精密機械工学科の掲示板に掲示していますので参照してください.また,応募希望の方は,期日までに出願書類を必ず提出してください.

以下,要綱の抜粋です.

◆応募資格

①2013年度大学院入学試験(2012年4月実施分)博士前期課程における「理工学研究科学内推薦・特別専攻入学試験」の合格者

②学業成績優秀な方

③出願時点において,指導教授の推薦を受けられる方

④出願時点において,年齢が27歳未満の方

◆応募期間

2013年4月8日(月)~12日(金)理工学部学生生活課窓口(厳守)

以上,詳細は学科掲示板で.

 

 


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