オープンキャンパス(OCメカ女の大学生活)レポート

今年度,オープンキャンパスとして企画されました『精密機械工学科の女子学生(研究室配属生 を中心に)による簡単な研究説明や相談会』に相談員として参加していただいた女子学生の方々にレポートしてもらいましたので掲載しました.

[来場者]

高校1~3年生の女子が大多数で,友達同士または保護者(母親)と来ていることが多かったです.高校生の男子も少数ではありましたが,来場してくれました.

[質問内容]

・理系・機械系の女子の割合

・どうして機械系に進んだのか

・将来の夢はなにか

・今の時期はどんな勉強をすれば良いか

・留学の制度に関して(理系でも留学ができるか,中央大学の留学の制度など)

・入試の仕組みに関して(科目・受験方法・指定校推薦など)

・サークルやアルバイトはできるか

・精密のカリキュラムに関して

・どのような勉強しているか,また授業はどのようなものか

・1人暮らしについて

・大学院にいく割合

・就職率や就職先に関して

・どうして中央大学を選んだのか(他大学との違いなど)

・各研究室の概要

[全体を通しての所感]

7/21・8/3ともに大盛況で,特にコアタイム(12時~13時半)は人で溢れかえるほどたくさんの方に来場していただきました.

高校1・2年生は理系・文系が定まっていない子や,理系には進みたいが学科までは決めていないといった子が多く,進路探しに来ている様子でした.そのような子たちには,どうやって理系を選択したか,大学生活をどのように過ごしているか,理系に進めばこんなことができる!などの話をしました.高校までに習う科目の得意・不得意で進路を決めようとしている子が多く,「化学を選択しているから応用化学に進もうと思っていたが,機械ってどんなところですか?」などの質問も受けました.この企画の目的でもある機械系ってどんなところかを知ってもらうよいきっかけになり,また機械が選択肢に入っていなかった高校生に精密機械工学科の存在を知ってもらって,楽しそうだと思ってもらえたら,この企画は大成功だったのではないかと思います.

一方で,高校3年生の場合は受験勉強の仕方や卒業後の進路(就職先),精密の詳しいカリキュラムに関する質問を多く受けました.精密機械工学科の就職決定率の高さや,就職先はもちろん,中央大学の立地の良さや校舎の綺麗さは高校生にも魅力的に写ったようでした.

また全体的に女子の割合や女子が少ないことに関する不安などを相談されることが多かったです.女子が少ないからこそ関係は密であることや,サークルに入れば他学科や他大の女子と知り合う機会はたくさんあることを伝えました.さらに似たような趣味や関心を持った仲間が多いため,話が合い馴染みやすいといったような話もしました.女子が少ない=友達ができない,過ごしにくいというイメージ・不安は多少払拭できたのではないかと思います.

また,保護者の方からの質問も多く受けました.男性が多い中,娘が理系に進むということに不安を抱いている保護者の方はとても多いようでした.勉強についていけるのか,入試制度,1人暮らしは大丈夫か,就職先,カリキュラムについてなど,高校生本人よりも熱心に話を聞かれる保護者の方も少なくなかったように思います.

来場された方は,実際に通っている学生や教授からの生の声が聞けてよかった,パンフレットやHPには書いていないことがわかってよかった,などのお声をたくさんいただきました.友達の付き添いや,なんとなく通りがかった高校生にも話を聞いてもらえて,研究室に案内するなどの誘導もできたので,多少ながらオープンキャンパスを盛り上げることもできたのではないかと思います.参加した私たち自身も,自分たちの研究や今までのことを見直すよいきっかけになり,同じような興味を持った高校生と話をする機会が持てたので,とても楽しませていただきました.

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