精密工学専攻の清水大雅さんらがICIT 2024 (The 25th IEEE International Conference on Industrial Technology)にてBest Student Paper Prizeを受賞

精密工学専攻の清水大雅さん、澤橋龍之介さん、中村太郎先生がICIT 2024 (The 25th IEEE International Conference on Industrial Technology)にてBest Student Paper Prizeを受賞しました。

【学会名】
ICIT 2024 (The 25th IEEE International Conference on Industrial Technology)

【開催日時・場所】
25-27 March, 2024・Bristol, UK

【論文タイトル】
Weight Sensory Presentation Considering Impulsive Force of Ball Kicking by a Force Feedback Exoskeleton Using MR Fluid Brakes

【受賞名】
Best Student Paper Prize

 

ICIT 2024
https://icit2024.ieee-ies.org/venueAndAccomodation.html

中村太郎研究室
https://www.mech.chuo-u.ac.jp/~nakalab/


精密工学専攻2022年度修了生の人見峻広さんが第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会の学術奨励賞・研究奨励賞を受賞

精密工学専攻2022年度修了生の人見峻広さんが第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会の学術奨励賞・研究奨励賞を受賞しました。

【学会名】
第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会

【開催日時・場所】
2022年12月14日~16日・幕張メッセ国際会議場(千葉市)

【論文タイトル】
遊星歯車機構を用いた角ダクト用清掃機構の試作とブラシ軌跡の検証

【受賞名】
学術奨励賞・研究奨励賞

 

公益社団法人 計測自動制御学会学
https://www.sice.jp/

中村太郎研究室
https://www.mech.chuo-u.ac.jp/~nakalab/


精密機械工学科の松原光希さんが2024年度精密工学会春季大会学術講演会の第31回学生会員卒業研究発表講演会にてエクセレントプレゼンテーション賞及びジェイテクト賞を受賞

精密機械工学科学部4年生の松原光希さんが2024年度精密工学会春季大会学術講演会の第31回学生会員卒業研究発表講演会にてエクセレントプレゼンテーション賞(優秀講演賞)及びジェイテクト賞(企業賞)を受賞しました.

【学会名】
2024年度精密工学会春季大会学術講演会 第31回学生会員卒業研究発表講演会

【開催日時・場所】
2024年3月12日~14日・東京大学 本郷キャンパス

【論文タイトル】
スクエアエンドミルの工具摩耗の影響を考慮した高精度切削シミュレーション

【受賞名】
第31回学生会員卒業研究発表講演会 優秀講演賞 エクセレントプレゼンテーション賞
第31回学生会員卒業研究発表講演会 企業賞 ジェイテクト賞

 
公益社団法人 精密工学会
https://www.jspe.or.jp/

鈴木教和研究室
https://www.mech.chuo-u.ac.jp/digitalmanufacturing/


理工学教授 鈴木教和:2023年度精密工学会論文賞を受賞しました.

理工学部教授鈴木教和が,「2023年度精密工学会論文賞」を受賞しました.

この賞の目的は,「最も独創性に優れ、工学的および工業的価値が高いと認められる論文の著者に対し、学術研究を奨励し、精密工学に関する学術の発展を促進することを目的として贈賞する。同一人が再度受賞することは、差し支えないものとする。(公益社団法人精密工学会ホームページより)」

受賞発表:2024年3月13日

受賞論文名:

Parameter identification for linear model of the milling process using spindle speed variation

受賞者・所属:

高幣 一樹(三菱電機)

三輪 智(名古屋大学:現三菱重工)

社本 英二(名古屋大学)

鈴木 教和(中央大学)

※鈴木先生が責任著書の論文で,2023年の1月にPrecision Engineering誌に掲載されました.
 

平岡 弘之 教授 最終講義および懇親会のお知らせ

理工学部精密機械工学科の平岡 弘之先生が,2024年3月に定年を迎えられてご退職されます.この節目を記念し,最終講義及び懇親会を下記の日時で開催いたします.皆様のご参加を心よりお待ちしています.

【最終講義】

題目:「生産情報システムとライフサイクルエンジニアリング」

日時:3月2日(土) 11:00~12:30

場所:中央大学後楽園キャンパス5号館5234号室

※登録なしでも聴講可能ですが,登録にご協力いただけると幸いです.

【懇親会】

日時:3月2日(土) 13:00~15:00

場所:中央大学後楽園キャンパス3号館1階食堂

参加費:\2,000(学生は無料)

※ご参加のばあいには,参加登録と事前振込にご協力をお願いいたします.

●大学公式案内

●参加登録Googleフォーム


理工学研究科精密工学専攻博士前期課程1年 足立凌輔さんが,第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 新潟 (SI2023)で優秀講演賞を受賞しました

理工学研究科精密工学専攻博士前期課程1年 足立凌輔さんが,『第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 新潟  (SI2023)』で優秀講演賞を受賞しました.

優秀講演賞の選出は,システムインテグレーション部門講演会において発表された全ての発表を対象として審査を行い、講演会実行委員会が優秀講演賞を選出します。また, 受賞者には表彰状を贈呈します。

第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 新潟(SI2023)

開催期間:2023年12月14日~12月16日
開催場所:朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター
受賞講演題目:人間の腸を模した蠕動運動型混合搬送装置の自律分散制御による運動生成へ向けた初期検討
論文著者:
中央大学理工学研究科精密工学専攻博士前期課程1年 足立 凌輔
中央大学理工学研究科精密工学専攻博士前期課程2年 寺山 伊織
中央大学理工学部精密機械工学科4年 丹野 喬瑛
信州大学繊維学部機械・ロボット学科 花村 朋樹
信州大学繊維学部機械・ロボット学科 梅舘 拓也
中央大学理工学研究科 中村 太郎
興味のある方は,以下参照ください.
・SI2023 第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
・信州大学繊維学部機械・ロボット学科
・バイオメカトロニクス研究室(中村研究室)
 

理工学研究科精密工学専攻博士前期課程2年 寺山伊織さんが,第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 新潟 (SI2023)で優秀講演賞を受賞しました

理工学研究科精密工学専攻博士前期課程2年 寺山伊織さんが,『第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 新潟 (SI2023)』で優秀講演賞を受賞しました.

優秀講演賞の選出は,システムインテグレーション部門講演会において発表された全ての発表を対象として審査を行い、講演会実行委員会が優秀講演賞を選出します。また, 受賞者には表彰状を贈呈します。

第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 新潟(SI2023)

開催期間:2023年12月14日~12月16日
開催場所:朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター
受賞講演題目:腸を模倣した蠕動運動型混合搬送装置による混合度検知システム構築マルチモーダルセンシングによる機械学習の回帰分析を使用した混合状態推定
論文著者:
中央大学理工学研究科精密工学専攻博士前期課程2年 寺山 伊織
中央大学理工学研究科精密工学専攻博士後期課程2年 澤橋 龍之介
中央大学理工学部精密機械工学科4年 丹野 喬瑛
中央大学, 研究開発機構, 専任研究員 西濵 里英
中央大学理工学研究科 中村 太郎

興味のある方は,以下参照ください.

・SI2023 第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
・バイオメカトロニクス研究室(中村研究室)

精密工学専攻 大学院生 内河音乃、澤畠武博、杉本淳、甲斐亮吾がSICE International Young Authors Award (SIYA)を受賞

2024年1月8日~1月11日に開催された『The 2024 16th IEEE/SICE International Symposium on System Integration
(SII)』において,本学理工学研究科精密工学専攻 修士2年 内河音乃さん,澤畠武博さん,杉本淳さん,修士1年
甲斐亮吾さんが『SICE International Young Authors Award(SIYA)』を受賞しました.

「SIYAは,計測・制御・システムインテグレーションの分野において国際的に存在感のある中心的な学会を目指している
『計測自動制御学会(SICE)』が,国際化に向けて,若手研究者の研究を奨励し,国際的な活動を支援することを目的と
して創設されたものです.SICEの共催する国際会議(SII, IROS)にて発表される論文を対象に、優れた若手研究者に対
して贈れられる賞です。」

受賞の詳細は以下の通りです.
■受賞者:内河 音乃(理工学研究科精密工学専攻 修士2年 新妻研究室)
 発表論文:Otono Uchikawa, Mihoko Niitsuma,
             "Different Age Groups Comparison on Impression Evaluation of
               Rewarding/Punitive Behavior with Gestures and Gaze of Robots"
■受賞者:澤畠 武博(理工学研究科精密工学専攻 修士2年 梅田研究室)
 発表論文:Takehiro Sawahata, Alessandro Moro, Sarthak Pathak, Kazunori Umeda,
            "Instance Segmentation-Based Markerless Tracking of Fencing Sword Tips"
■受賞者:杉本 淳(理工学研究科精密工学専攻 修士2年 新妻研究室)
 発表論文:Atsushi Sugimoto, Yuma Sasaki, Takuya Kojima, Otono Uchikawa, Taisei Inaba,
            Taito Nishikawa, Mihoko Niitsuma,
              "Situation-Based Proactive Human-Robotic Systems Interaction and Collaboration
               in Future Convenience Stores"
■受賞者:甲斐 亮吾(理工学研究科精密工学専攻 修士1年 梅田研究室)
 発表論文:Ryogo Kai, Kenta Ohashi, Hikaru Fujita, Takuya Kojima, YumaSasaki,
       Mihoko Niitsuma, Kazunori Umeda,
       "Development of an Environmentally Independent Mobile Manipulation System
          for Product Disposal in Retail Stores"
興味のある方は,以下のホームページを参照ください.
・知的計測システム研究室(梅田教授)
・ヒューマン・システム研究室(新妻教授)
・中央大学理工学部精密機械工学科 

理工学研究科精密工学専攻博士前期課程1年 眞﨑二千海さんが 2023年度精密工学会秋季大会学術講演会で,ベストプレゼンテーション賞を受賞しました.

理工学研究科精密工学専攻博士前期課程1年 眞﨑二千海さんが 2023年度精密工学会秋季大会学術講演会で,ベストプレゼンテーション賞を受賞しました.

2023年度精密工学会秋季大会学術講演会

開催期間:2023年9月13日(水)~15日(金)

開催場所:福岡工業大学

受賞講演題目:加工者を利用した切削プロセスにおける加工振動の非接触推定技術の開発

 

 

 

 

 

 


理工学部教授 鈴木 宏明:中央大学と株式会社エターナス、「一滴たらすだけ」でシングルセルアレイ作製を実現

中央大学理工学部の鈴木宏明教授、大学院理工学研究科学生の村上友樹(当時)と寺谷浩登、津金麻実子共同研究員、株式会社エターナス、株式会社キャラベルの研究グループは、マイクロ流体工学をベースとした、シングルセルトラップ用オープン型マイクロ流路注1)を開発しました。開発した流路は従来のクローズ型マイクロ流路と異なり、トラップ(捕捉)した細胞がチップ上面に露出しているため、汎用的なロボットピッキング装置などを用いて簡便に選択・吸引できます。
近年、細胞の性質をひとつずつ調べたり、機能の高い細胞を選別したりするシングルセル解析・操作技術注2)が加速度的に発展しています。数ある多様な技術のうち、顕微鏡等で細胞を観察して選別する技術は、オーソドックスでありながら強力かつ汎用性の高い方法です。しかし、簡便に短時間で多数の細胞に対して処理を行うことが困難でした。
本研究グループは、オープン型マイクロ流路をシングルセルトラップ・アレイ化に適用することで、上記の課題を解決しました。チップの上面に設けた溝の中に、毛管力によって水が流れる現象を利用した微量流体制御手法を採用し、チップ上の特定の位置に細胞を短時間で配列させ、さらに特定の細胞を選んで採取するシステムを構築しました。この技術は、細胞と同程度のサイズのマイクロ溝の中だけを精密に親水化する方法を開発することで実現しました。
今後、この技術をもとに、機能が高い細胞を選んで取得するスクリーニング技術注3)が汎用的に使えるようになり、SDGsの実現に向けたバイオものづくりに貢献できると期待されます。

注1)オープン型マイクロ流路: 通常のマイクロ流路では、流路を設けたチップと別の基板を貼り合わせて閉じた流路(クローズ型流路)を作製し、その中に圧力等を加えて送液を行う方式が一般的です。一方、オープン型マイクロ流路では、流路溝の片面または両面が大気に開放されており、外部から流路にアクセスすることが可能であることから、閉じられていないため圧力送液ができず、濡れ性の制御による流体制御が採用されることが多い。

注2)シングルセル解析・操作: 従来の、細胞を集団として扱うのではなく、細胞をひとつひとつ分離して解析を行ったり、操作を行う技術。マイクロ流体工学は、細胞と同程度のサイズの流れを扱うことができ、シングルセル技術との親和性が高い。個別の細胞の特性を調べることで、生物学や医学の新たな展開が広く期待されています。

注3)スクリーニング技術: 細胞の集団の中から、特定の細胞を選んで選別する技術。たとえば、有用な目的物質を高生産する細胞を取得することで、バイオ創薬やバイオ化成品原料の生産の効率化への貢献が期待されます。

 


文字の大きさ